PT2+ZFS
REGZA が認識する NAS として、Samba on RAID-Z on FreeBSD on ML115 が動いているわけですが、ふと楽天を眺めていたら、かねてから気になっていた PT2 がプレミアなしの定価販売されていたので、早速ポチって ML115 に組み込んでみました。
新たに購入したものは、PT2 Rev.B のほか、ダブル分波器(1本の混合波入力を UHF/VHF波x2 と BS/CS波x2 の4出力に分けるタイプ)と、壁のF端子直結型の2分配器、それとB-CASカードを使うためのICカードリーダライタです。この4点で22,000円ほど(楽天およびAmazonさんで税・送料込のお値段)でした。赤B-CASカードは、実家で使われなくなったBSチューナから拝借しました。
作業の流れとしては、
- ML115 を開腹して PT2 を PCI スロットに装着 & アンテナ関係の接続
- PT2 を OS に認識させる
- ICカードリーダライタを OS に認識させる
- B-CASカード挿入
- 暗号解除ツール整備
- 録画・再生アプリケーション整備
とりあえず5つめの暗号解除までできれば、放送波を人間が視聴できる形にまで変換できます。
諸般の事情により、ソース URL などはズバリと貼らずに進みますが(汗)、うちの環境で利用させていただいているものは、だえもんだもんさん作の PT2 ドライバ for FreeBSD、b25パッチ、および recptx.pl、まるもさん作のいわゆるb25デコーダARIB STD-B25 仕様確認テストプログラム、あとは ports から ccid-1.3.12 と pcsc-lite-1.6.0 など。ここまでで、上記の暗号解除まで行けました。
このあとは EPG 情報を取ってきて recptx.pl を起動するフロントエンドの整備、出力したファイルを REGZA で再生できるようにするための DLNA サーバ(Mediatomb)の導入、などと続く予定です。これは明日以降のお楽しみで(笑)