ゆとりの反動
朝日新聞に 「ゆとり教育は失敗」授業復活求め理数系学会が提言 という記事がありました。最初からわかっていたことですが、「ゆとり」という美味しそうな看板に騙されて、安易な道を選んだツケがまもなく回ってきます。
せっかく人間として生まれるというチャンスを得て、他の何物にも真似のできない高度な知能を持ち、宇宙の原理さえも想像し証明できる可能性を授かったのに、それをわざわざ「みんなで使わないでおこうね」などという方向に倒すのは正に愚の骨頂。その先に待っているのは破滅だけです。
秦高のモットーにもなっている「文武両道」は、生物としてのポテンシャルをフルに使って、自然を含めた未来の姿を想像し、正しく導くための基本的な資質、つまりは人間の本質そのものです。手を抜いて後始末を先送りすることは許されないはずです。
2004年12月28日 in
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