暗号会話

…ではないのですが、そのスジの型番・規格名称などが散りばめられています。わざとじゃないです。用語の詳細はGoogleBIGLOBEサーチにお問い合わせください。(これはいい宣伝)

auの端末がW62CAになって、その機能満載ぶりにニヤニヤしているところですが、私の中でニヤニヤ度が高いのは、プリウス車内でのハンズフリー通話ができるようになったことです。

数年前に道路交通法が改正されて、携帯電話を持って通話しながらクルマを運転することが、正式に法律違反になりました。それ以前からも、端末を手で持たずに車内のスピーカーとマイクで通話するための、いわゆるハンズフリー装置が市販されていました。ハンズフリーであれば、法律違反にはなりません。
プリウスには Bluetooth で通信する機能が標準搭載されていて、プロファイルとしては HFP,DUN,OPP に対応しています。つまりこれらに対応した携帯電話端末を使えば、簡単かつ便利にハンズフリー通話が可能なのですが、つい最近までそのような端末は種類が少なく、私もなかなか機会に恵まれませんでした。A5401CA も W41CA も、Bluetooth には対応していなかったのです。
ところがauの2008夏モデルからは、Qualcomm社のベースバンドチップMSM7500(中身はARM11とARM9Eのデュアルコア)を搭載したKCP+仕様の端末が一気に増え、それらは基本的にBluetooth機能を持っているため、端末の選択肢が広がりました。その中の一つがW62CAなのでした。早速プリウスとの通信設定を行い、あっさりハンズフリー環境が実現しました。
W62CAは、Bluetoothプロファイル HFP,DUN,OPP に加え、SPP,BIP,AVRCP,A2DP にも対応しています。Bluetoothヘッドフォンなども使えそうです。防水・耐衝撃仕様の端末としてはマッチしていますね。W41CAがあまりにもサクサク動作する名機でしたので、それと比べてしまうとやや緩慢な挙動を示すW62CAではありますが、G’zGEARや電子ペーパーのサブディスプレイなど、おもしろいギミックが満載されていて、いまのところニヤニヤが先に立っています。ソフトの改善とともに、だんだんサクサク動作になっていくことを期待しています。

…そういえば、プリウスに乗り換えたときの一番の理由も「ハイブリッド機構/遊星歯車ギアやプッシュ式スタートボタンなどのギミックがおもしろそうだったから」だということを思い出した技術屋であります。

トヨタおよびカシオの技術者のみなさんに敬意を表して…(笑)

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