10年タイマー

さぼりにさぼって丸一年。今度は食洗機、こまかく言えば食器洗い乾燥機の話です。

今の家を中古で購入した際に、システムキッチンにはビルトインタイプの食洗機が付いてきました。製品のブランドはまだNationalで、型番はちゃんと覚えていないのですが、おそらくNP-P45系で2001年製造のもの、これを初代とします。じつはこれ、当初からエラーを出していたので、メーカー出張修理で直してもらいました。おそらく前の持ち主さんが修理という選択をせずに、単なる引き出し式食器棚として使われていた気配がします。

修理して2年ほど使った2012年の2月に再び故障。標準耐用年数が10年で設計されているため、これはもう交換時期といえます。そこで当時の後継機種にあたるNP-45MS5Sに交換。Panasonicブランドの2012年製造で、これを2代目とします。このときは勝手がわからなかったため、交換取り付け工事を業者にお願いしました。それでなくても水回りは少し怖い、というか気を遣いますしね。

そして先日、ぴったり10年経った2022年2月に、2代目が漏水エラーのメッセージを表示しました。メーカー出張修理か、新型への買い替えかの二択ですが、設計標準耐用年数どおりではあるため、修理してもそう長くは使えないわけで、買い替えを選択。ちょうどこの日が、楽天ポイントが異常に付与される特異日であったこともポイントの一つでした。(などと韻を踏む(踏んでない))

3代目もまた直系の後継機種であるNP-45MS9Sとなるわけですが、10年前に比べて出張工事料金も廃棄費用も値上がりしており、まとめると本体購入価格の50%にも迫る勢い。仕方ない事情とはいえこれは痛い…。水回りということで若干の不安はありましたが、10年前に交換作業を横で眺めていて、なんとなく勝手がわかっていることと、工事マニュアルのPDFがPanasonicのサイトで公開されていることから、今回は自分で交換できそうと判断し、工事なし・本体配送のみで発注しました。

やや緊張しつつ実際にやってみると、大きなトラブルなく交換できました。既存設備の交換ですので、電源コード・アース線・給水ホース・排水ホースの接続や、背面底部を引っ掛けてキャビネに固定する金具などはそのまま使います。新規設置時用にいろいろ付いてくる親切なアジャスタ類は、ほとんど使いません。なんとなくもったいない(気のせい)。したがって工事の流れは、

  1. 電源/アース線・給排水ホースを外す
  2. 本体をキャビネから取り外す
  3. 空いたところに新しい本体を設置
  4. ケーブル・ホース類を元のように接続

という単純なものでした。

単純ながら小さなトラブルはありまして、古いほう(2代目)を取り外した際に、少し斜めにしたら筐体から水が垂れてきました。なるほど漏水エラーはこれだったか…。給排水ホースを外す際に出てくる水は想定していたため対応できましたが、筐体から直接漏れる水は想定しておらず、キッチンの床がそこそこ濡れてしまいました。とはいえこれは拭けば済む話なので、その程度で済んだことは幸いだったと言えます。

さて次の4代目は、順調(?)にいけば2032年。どのように進化しているのか楽しみではあります。

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