4.7インチ
iPhoneネタ続き。
2018年の終わりに、手持ちのiPhoneのバッテリを立て続けに交換した際に、フロントガラスに軽微なヒビがあるため先にガラス交換が必要な iPhone 6s だけは交換しなかったわけですが、一旦はそれでよしとしたものの、一度はiPhoneを分解してみたいという理系っぽい欲求もあったので、互換バッテリを買って自分で換装してみたという話です。唐突にストンと1%に落ちてしまう程度にバッテリの寿命が来て、行動を起こす機が熟したという事情もあります。
これは互換バッテリに工具が同梱されているキットで、説明書も日本語で丁寧に書かれています。交換作業の様子は YouTube などにも多数の動画があり、手順としてはたいへん明確になっています。
iPhoneを*開ける*には、Lightningコネクタ近くのネジを外してからフロントガラスに吸盤を付けてひっぱり上げ、蓋を開けるようにLCDパネルごと引き剥がします。ここが第一関門。専用ボンドでぴったりくっついているので、なかなか開きません。わずかに開いた隙間に薄い楔をかます必要があるので、2人(以上)で協力したほうがいいかも。2回目以降は(ボンドがないので)おそらくサクッと開くと思われます。
基本的な話として、フロントガラスに吸盤をくっつけてかなりの力で引っぱるので、ガラスがヒビ割れていると空気が抜けて吸盤が吸いつかなかったり、下手をするとさらにヒビが大きくなってしまう危険性があるため、バッテリ交換より先にガラスのヒビを治しておく必要があります。しかし今回対象の iPhone 6s は、筐体の端のほうに少しヒビが入っただけの軽微な破損であったため、ガラスは治さずとも無事に(ヒビを拡大することなく)開けられると判断したのです。Apple正規のバッテリ交換サービスを利用する場合、ガラス交換+バッテリ交換=2万円コースになるので躊躇していましたが、やりたいことはバッテリ交換だけでしたので、フロントガラスを壊さずに開けられるかどうかが最大のポイント、つまりこの第一関門のクリアに全体の成否がかかっていたのでした。
第一関門をクリアしてしまえばあとは楽です。強いて言うなら第二関門は、バッテリ裏側を固定している両面テープを除去する作業。これを上手に取り除かないと面倒なことになるので、参考動画を探して慎重に。こちらは1人でできます。
30分程度で作業を終え、電源を入れるとバッテリ残り55%程度の表示。バッテリ換装直後のこの時点では、バッテリの劣化度合のパーセント表示は(wait状態になってしまい)できませんでしたが、一旦20%程度まで減らしてから充電したところ、充電が100%になる頃には劣化度合のパーセンテージも表示されるようになり、こちらもまた100%となりました。いえい。
ということでバッテリ交換は無事に完了。2018年末に結成されたバッテリ100%新品トリオに早くも新メンバが加入し、カルテットになりました。
モデル名 | 発売年月 | CPU | ストレージ(GB) | 筐体色 | SIM |
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iPhone 8 | 2017年9月 | A11 Bionic | 256 | ゴールド | BIGLOBE 音声(D) |
iPhone 7 | 2016年9月 | A10 Fusion | 256 | ゴールド | BIGLOBE 音声(D) |
iPhone 6s | 2015年9月 | A9 | 64 | ローズゴールド | BIGLOBE SMSデータ(D) |
iPhone 6 | 2014年9月 | A8 | 128 | シルバー | mineo 音声(A) |
この4台、外観がほぼ同じ、4.7インチLCDとホームボタンに Touch ID 搭載の王道路線。期せずして4世代4モデルが揃い踏みです。
ちなみに iPhone 7 と iPhone 8 の筐体色はどちらもゴールドですが、同じ金色でも7は黄色寄り、8は赤色寄りの色味であるため、6→7→8→6s と並べると、綺麗な白→黄→ピンクのグラデーションになります。こちらもまた期せずして。あれですかね、ももクロ的な色推しを目論んで(いません)