アフター
自宅の洗面化粧台をリフォームした件のメモ。
築14年というところで、水まわりのパッキン類の一部ががそろそろ耐用年数を過ぎてきた様子。昨年、2つあるトイレのうち、使用頻度の高い1Fの水洗タンクから微量の水漏れがあったケースでは、その部品だけ交換して対応完了。2Fのほうはまだ大丈夫そうなのでそのままとしました。(訳: 対応業者に連絡する勝手がわかったので漏れたら即呼べばいいや)
そして今年は、洗面化粧台の下の収納がやけに湿っていると思ったら、やはり微量の水漏れ。問題の箇所は排水側ではなく給水側水道栓で、ノズルが伸びて引き出せる部分かららしい。この水道栓だけ交換すれば済むかと思ったら、残念ながら結構広範囲に及ぶらしく、工事費もそれなりに嵩みそうとのこと。
それならばと、5人家族で、三姉妹が洗面化粧台の前に滞在する時間が今後さらに長くなっていくと予測されるため、フォーク待ちによる並列処理が可能なシステム構成へとアップグレードすることに。
ちょうど連休中だったので、いそいそと各メーカーのショウルームを回ってみたり。国内で洗面化粧台を製造している会社は、TOTO, LIXIL, パナソニック, クリナップ, ノーリツ, タカラスタンダードなど。このうちパナソニックを除く5社については、厚木にショウルームがあるのでたいへん助かりました。
選定条件として、
- カウンター高さ85cmを選べるもの
- ボウル(シンク)容量が大きいもの
- 鏡の上に戸棚を設置できる(オプション選択できる)もの
というものがあったので、結局今回はクリナップのTiarisシリーズを選びました。次点でLIXILのLUMISYS。
それ以外のメーカーのものも、それぞれに特徴があって魅力的で、結構あれこれ悩みましたので、今回の一連の流れで、妙に洗面化粧台についての知識が増えました。その副作用として、テレビのリフォーム番組などでアフター(リフォーム完了後)の映像として洗面化粧台が映ると、すぐにどのメーカーのどの製品ラインか判別できるようになりましたが、一般的にはあまり実用性がないスキルと言えます。
並列処理機能を付与するため、90cm幅と75cm幅の2台を並べ、15cm幅オープンタイプの収納を左側の壁に配置。これで合計180cm幅のワイドな洗面化粧台となりました。上に設置した戸棚も合わせて、収納容量もたっぷりに。
カウンター高さ85cmは腰にやさしい感じですが、三女(2)にはだいぶ高いので、踏み台も少し高いものを導入。カウンター奥の壁にも鏡が貼ってあるので、ようやく自力で自分の顔を鏡に写して見えるようになりました。今までは踏み台に乗っても、手や顔は洗えるものの、鏡の高さまでは足りなかったのです。私は私で、ようやく屈まなくても顔が鏡に写る高さになりました。今までは全高が低くて(ry今回、2台購入したことで、洗面化粧台本体の代金だけでなく、給水管・排水管の増設などもあり、ついでに壁や床のクロスも張り替えたため、それなりな金額になりましたが、こんなこともあろうかと始めておいた財形住宅貯蓄を、きちんと用途に沿って活用することができました。いいタイミングではあったと思います。