FreeBSD 10.0 の cron
久々の更新など。
1月に FreeBSD 10.0 がようやく正式リリースとなり、さっそく入れて遊んでいました。pkgng も慣れたらとても楽ちんでいいのですが、一点だけ、cron の起動時刻が指定より数十秒早いというバグっぽい現象がありました。
この間、自宅にあったMLサーバを、自宅の外に移す必要が出てきて、結局さくらのVPSを買い、そこに FreeBSD 9.2 の環境を作ったりしていました。これは、自宅で使っていたISPが、OP25B回避策として用意してくれていたメール中継サーバを廃止することになり、事実上自宅でのメールサーバが機能しなくなったためです。たいへん困った話です。このとき、どうせなら FreeBSD 10.0 にしちゃいたかったのですが、上記のバグがあったので安全側に倒して 9.2 にしたのでした。
そんなこんなで、自宅のサーバ群は The Internet に向けて口を開けない形となり、せっかく入れた 10.0 環境もそれほど急いで整備する必要がなくなったので、cron バグの件もそのまま放置していました。
さきほど、ふとそれを思い出して svn を覗いてみたら、どうやらそれっぽい修正が cron.c に入っている模様でしたので、さっそく持ってきて make install && cron restart したところ、起動時刻が早い問題はなおったように見えます。
ついでなので、それなりにニュースにもなった OpenSSL のバグ改修を含め、10.0-RELEASE-p3 に上げました。The Internet 向けにサービスしていないと、このようにのんびりとした対応になります(笑)