YCB-822S

サブのC管を物色していて、短期間だけNeptuneを所有したという件は前回のとおりです。

じつはその後、中古のYCB-822Sを入手しました。だいぶ時間が経ってしまいましたが、以下はその顛末です。

私がサブのC管を探していたことに加え、Neptune 5198 の現オーナーであるところの高校一年生が中古のC管を買いたいという話が合流したのが今回の一連の話になりますが、その過程で新大久保のいつもの管楽器専門店と大久保のいつものTuba専門店に話をしています。ちなみにこの2店舗は地理的に近いので、ほぼいつも同じ日に続けて寄る形になります。Neptune を手放して2週間ほど経ったころに、大久保方面から YCB-822S の中古が入ったと連絡があり、続けて新大久保方面からは Meinl Weston 3450 を大量に入荷したと連絡がありました。

例によって2店舗を順番に回って試奏です。3450はラッカー3台、銀メッキ3台の計6台を吹き比べ。もちろん新品です。Tubaの同一モデルを6台も試奏できるというのは、めったにない機会です。このときは銀メッキ 3450S の1台を選定し、商談中札(1週間)をつけさせていただきました。

その印象を持って大久保方面へ移動し YCB-822S。こちらは中古ですが、そう見えない美品。ここには中古のマウスピースもたくさん並んでおり、いくつかお借りして合わせてみるわけですが、目についたのがロメラの Mel Culbertson モデル。そう、Neptune を監修した人の Signature です。見た目にも目立つ形ですが、じつは Neptune 5198 を買う時に、合わせてみたかったマウスピースなのです。在庫がなかったので結局それはできませんでしたが、事前情報としてとてもよく合うという話を聞いており興味があったのです。タイプとしては「重い Helleberg II」なので、私の好みにも合うのではないかと思っていました。

ただ、このとき置いてあった個体は、前のオーナーがシャンクを少し細く改造してあり、たとえばシャンクがやや太めの HBS-510 だと入りすぎてしまいます。しかしこれが YCB-822S にはぴったり。いろいろ比べましたが、最初の印象どおり、私の好みのマウスピースでした。

今では入手困難なこのマウスピースを付けてもらえるという、副次的なマッチングの妙ということもあり、予算的にうれしいということもあり、今回はこちらを買うことにしたのでした。

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