7年半ぶり二回目

続けて楽器ネタを。

2005年秋、コンクール大阪遠征の際に、帰りの飛行機までの空き時間に、神戸の某G楽器でうっかり買ってしまった Hirsbrunner HBS-510。気がつけばもう7年半も前になります。先日、3番と4番の上側の抜差管が固着していることに気づいたので(おい)、新大久保で対処方法を教えてもらったのは前述のとおりです。いや、3,4番管は下側にもスライドがあるので、チューニングはこちらでもできるのですよ(しどろもどろ)

心を入れ替えまして、G楽器でたくさん貰った付属品の袋からグリスクリーナーなるスプレーを発見し、次にスライドグリスHARD/SOFTをそれぞれ1本ずつ発見、ついでにロータリーオイルとスピンドルオイルも発見しました。

順番に管を抜き、まずはグリスクリーナーを吹き付け洗浄。拭き取った布は放送禁止レベルの色合い。いや放送しませんけど。きれいになったらスライドグリスSOFTを丁寧に塗ります。差し込んだときにはみ出るグリスもきれいに拭き取り。これまた放送禁s(ry

これを主管と枝管あわせて8本に施術しました。やれやれ。スライドグリスHARDとロータリーオイルとスピンドルオイルが未開封なのは仕方ありません。

ことのついでに、黒ずんできていたマウスピースの漂白なども。適当な鍋で湯を沸かし、そこにアルミフォイルを適当に入れ、ターゲットのマウスピースを適当に入れ、重曹を適当に入れ、しばらく適当に茹でると、なんということでしょう、マウスピースが触れないほどの熱さに!(あたりまえ)

黒いのは硫黄と反応して硫化銀になったからなので、銀よりもイオン化傾向の強いアルミニウムと、重曹のナトリウムや水の力を借りて、銀から硫黄を引きはがす作戦です。アルミニウムに拒否権は無いのでうまくいきますが、うっかりアルミ鍋を使うと(ry

コメントを残す

あなたのコメント

*