ハンスホイヤー

某新大久保の某楽器店(笑)にて、年度初め恒例のセールと楽器選定会が開催中とのことで、ちょうどホルンを新調したいと思っていた三児の母(およびその三女)を連れて新大久保へ。ついでに枝管が抜けなくなっていた(汗)私の HBS-510 も見てもらおうと、某武蔵小杉経由で。東名川崎ICを降りて武蔵小杉界隈までは順調でしたが、そこで楽器を拾って、用賀からC2に入ろうと思ったら事故で大渋滞orz 仕方なく一般道で向かい、選定の予約時間開始ぎりぎりでの到着でした。

B1Fのホールにずらりと並んだホルンを、日フィルの村中さんのアドバイスのもと、次々と試奏。売り出し中の Wenzel-Meinl 205/105 や定番の Alexander 103、やけに高い Thein なども試した中、Willson および HansHoyer との相性が良かったので、そこに絞ってさらに吹き比べ。特に相性の良かった HansHoyer 801MAL を2本出してもらって、より気に入ったほうの1本を購入しました。

あっさり決めたように見えますが、じつは13:00から選び始めて、最終的に決めたのは16:00ごろでした。その間、別の部屋で私の Tuba の枝管を抜いていたり、ついでに新しいマウスピースをいくつか試したり、さらについでに会社のバンドの Tuba のメンツが来ていろいろ吹いたりしていたのです。枝管のスライドが固まってしまったときの抜き方を教えていただきました。これで安心です(というか普段からグリスをちゃんと塗ろう)

日本だと、アマチュアでも「ホルンはアレキサンダー」的な風潮があって、たしかにとてもいい楽器なので、今回も当初はそれを想定していました。なので、予算的にはちょうど100万円ぐらいのつもりでいましたが、結果的にはだいぶ安く済みました。

楽器選びは、奏者との相性が最重要なので、やはり実物で(その個体で)音を出してみないとわかりませんね。

今まで使っていた楽器が、ヤマハ YHR-864 というわりとレアなモデルで、発売当時は「アレキモデル」と言われていたようです。巻き方は、クルスペでもガイヤーでもないヤマハオリジナルですが、自称のとおりアレキ103寄り(≒クルスペ寄り)の仕組み。型番に D が付かない、つまりはベル一体型。仕上げはノーラッカーです。

これに対して、ハンスホイヤー801は、ガイヤー巻き/ベル分離型/ラッカー仕上げと、まるで正反対。それでも選定会で吹いた20台近いモデルの中で一番相性が良かったのですから、わからないものです。まあ、一般にガイヤータイプのほうが軽くて楽に吹けるので、単に年齢とともに体力が落ちたからという要素もあるとは思います(^^;

コメントを残す

あなたのコメント

*