土地建物
2010年3月に二人目の子供が生まれるということで、2009年の10月ぐらいから引っ越し先を探し始めました。当時住んでいた賃貸マンションは、それなりに広くて、駅からも近い割に安く借りられていたので、どうしても今すぐに引っ越したいというわけでもなかったのですが、4人家族になると手狭にはなるし、目標としては6人家族なので(笑)、とりあえず情報を集めてみようと。
要件を検討すると、当時の最寄駅から上下に駅2つ分までの範囲で、駅から徒歩圏にある戸建がいいだろうということで、インターネットの住宅サイトを片っ端から巡回。めぼしい物件を次々と内覧させてもらっていたところ、11月終わりごろに「駅徒歩2分」の中古戸建の情報を見つけました。2分は逆に近すぎて煩いんじゃ…、と思ってあまり期待せずに連絡したところ、まだ居住中とのことで、お邪魔して中を見させていただくとともに、住まれている方とのお話もさせていただきました。
結論から言えば、その物件を購入しました。決め手はいろいろありますが、2001年の新築なのでまだ新しい(ということは建築基準法などもより厳密なものに準拠している)し、駅2分とは思えないぐらい静かだし、天井高いし(重要)、ドアや襖の高さが2mあるし(とても重要)、何より背伸びせず買える値段だったし(極めて重要)。
12月に売買契約を交わし、所有権の受け渡しは1月末、小規模なリフォームと設備更新を経て、2月中旬に引っ越してきました。引っ越しの挨拶に、お隣の、これまたまだ新しめのお宅に伺ったら、じつは知り合いだったというオチつき。「いいとこ買ったねえ」と会話が弾みました(笑)。
このように、わりとあっさり決めてしまったわけですが、これで土地や建物に興味を持つようになり、むしろ購入後の今のほうがそれが加速している感じです(笑)。駅やコンビニに置かれている無料情報誌も以前より深く読むようになり、テレビ朝日系列の「劇的ビフォーアフター」がREGZAの録画リストに加わったりしています。なんということでしょう。
今回紹介する本は、最近になって買ったものです。「コワ~い土地の話」というタイトルからもわかるように、不動産、特に土地を購入する際に、テキトーに判断するとあとで泣くよー、という事例を、現役の不動産業者の方が軽妙に執筆された本です。
ですので、私が読むタイミングとしてはまったく手遅れなのですが、恐る恐る読み進めてみたら、結果的には我が家には該当するところはなく、胸をなでおろしている次第です。
これから不動産を、特に土地を買おうと思われている方はぜひ読んでみてください。