聖地で気絶

大阪でのスケジュールに余裕があったので、日本への輸入Tubaの入り口たる、神戸の グランド楽器 に行ってきました。ハンドメイドのため数が少なく、なかなか試奏することができない楽器が、所狭し(店舗は本当に狭い^-^;)と並んでいました。
以前から吹いてみたかった ヒルスブルナーのヨークスタイルモデル が、たまたま前日に入荷したとのことで、早速試奏を。その他にも、これ とか これ(両方) とか、極めつけは これ も試奏させていただきました。どれもいい楽器で感心。はずれが無いです。
極めつけの BM Symphonic York は、サイズは大きいのに管厚が薄くて繊細、オールハンドメイドの逸品。今回吹いた中では、これと最初に書いた「ヨークブルナー」HBS-510 の二台が特に素晴らしいと感じました。HBS-510 のほうは対照的に厚く重いタイプで、昨日入荷したばかりなだけに、まだ吹き込まれていないので特に低音域にツボがない感じ。この時点で相当クラクラ来ていましたが、恐る恐るお値段を訊いてみると、
BM Symphonic York → D百F十
Hirsbrunner HBS-510 → C百Hi-C十
いずれも税別。ただしハードケース、ソフトケース、お好みのマウスピース一つ、その他アクセサリー等のサービスは豊富。
ヒルスブルナーの C Tuba は以前から狙っていたのですが、関東圏の管楽器ディーラーに問い合わせてもほとんどタマが無く、時々入ってきても中古なので状態がまちまち。そんな中で昨日届いたばかりの新品に巡り合ってしまった運命を信じて、15分ほど吹き倒した後に15秒ほど大脳新皮質を高速回転させたら15msほど気絶したらしく、我に返ったら HBS-510 を購入することになっていました。
事の成り行きに私も驚きましたが、店員さんも驚かれていたようです。(^-^;
マウスピースは Schilke HELLEBERG II がベストマッチだったのでそれを付けてもらいました。
重厚かつ極太なC管、フロントアクションの4ピストン+1ロータリー、銀メッキ…。手入れが大変そうですが、ニヤニヤしています。:-)

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