単独公演

コンクールや各種フェスティバル等のイベントは、補助役員として運営に関わるケースもありますが、基本的には主催者が運営の主体になるので、演奏者は演奏に集中することができます。それに比べて、定期演奏会をはじめとする単独公演の場合は、会場の設営から集客、プログラムの印刷に至るまで、すべて演奏者が運営の主体になるため、非常に負担が大きいです。
秦高吹奏楽部でここ数年恒例行事になっている秦野養護学校への訪問演奏は、単独公演です。耳に馴染んだ曲が中心ではありますが、様々なパフォーマンスや訪問先の生徒さんたちとの交流もあり、定期演奏会に勝るとも劣らない力の入れようです。学校行事ということは平日のため、私は観に行けませんが、養護学校の皆さんにとても喜んでもらえているようです。歌や踊りのエンターテイメント色が強くなってきているのも最近の傾向です。
アンサンブルコンテストの練習も佳境に入り、少しずつ音楽の形が見えてきました。それと平行して、3月の定期演奏会に向けて、文字通り全力で走り出す時期に来ています。毎年感心させられるのは、全ての活動の細部に至るまで、生徒が自主的に引っ張っていることです。中心となる役員をはじめ、衣装や演出等の係が、単独公演を成功させようと精力的に動いています。
11月3日は初見大会。膨大な曲数をこなす予定になっていて、これまた体力勝負になりそうです。

コメントを残す

あなたのコメント

*